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妊娠線(肉割れ)は 胸の下にもできる?予防の知識と正しいケアをご紹介

妊娠線(肉割れ)には、できやすい部位もあれば、そうでない部位もあります。胸の下にも妊娠線(肉割れ)ができることはあるのでしょうか?今回は、妊娠線(肉割れ)が胸の下にもできる可能性があるのか、予防やケアはどうすれば良いのかを解説していきます。

2019/02/09

Supervising doctor:
恵比寿美容クリニック 院長 能登谷 翔

妊娠線(肉割れ)とはどういう症状?

妊娠線(肉割れ)は、体の皮膚が引っ張られたとき、その伸張に耐えられなくなった皮膚が断裂を起こしてできる痕のことです。皮膚の一番外側にある表皮は柔軟性がありますが、その下にある真皮は硬い組織であるため、伸張が強まると断裂してしまうのです。

妊娠中には、赤ちゃんの成長とともにお腹が大きくなっていくので、お腹の皮膚が引っ張られます。特に下腹部には妊娠線(肉割れ)ができやすいといわれています。お腹が大きくなるほど妊娠線(肉割れ)ができる可能性は高まりますが、妊娠4〜5ヶ月ほどからスジができる方もいれば、臨月に入ってからできる方もいるなど、個人差があります。

妊娠線(肉割れ)には2つの種類があり、“新妊娠線”と“旧妊娠線”に分類されます。新妊娠線は赤みのある色が特徴ですが、時間の経過とともに白っぽい色に変化していきます。このように瘢痕(はんこん)化した白いスジを旧妊娠線といいますが、触ったときに凹凸が感じられることが多く、自然に消すことは難しいとされています。

生まれつきお腹には“正中線”というスジが縦方向に1本伸びていますが、妊娠中にお腹が大きくなると目立つことが多いです。正中線は出産後に目立たなくなっていくので、過度に心配する必要はありません。一度できると消えにくい妊娠線(肉割れ)とは混同しないようにしましょう。

妊娠線(肉割れ)は、体の表面積が狭い小柄な方、肌の柔軟性が乏しい乾燥肌の方、もともと脂肪が厚い方では、できやすくなると考えられています。経産婦の方では、過去の出産時に子宮が伸びているためにお腹が大きくなりやすく、妊娠線(肉割れ)ができることが多いともいわれています。

 

妊娠線・肉割れ治療の相談

妊娠線(肉割れ)はお腹だけではなく胸の下にもできる?

妊娠線(肉割れ)といえば、お腹にできるというイメージをお持ちの方は多いですが、実際には他の部位にスジができることもあります。お尻や太もも、二の腕など、脂肪がつきやすい部位では特に注意が必要です。

妊娠線(肉割れ)が胸にできる方もいますが、妊娠によって乳腺が発達し、バストのサイズが大きくなることが一因となっています。妊娠中に胸のサイズが1〜2カップほど変化する方も多く、急なサイズアップによって妊娠線(肉割れ)ができやすくなるのです。胸のどこにできるかについては個人差もありますが、胸の下、胸の横などが挙げられます。

特に胸の下にできた妊娠線(肉割れ)は、胸の膨らみがあるので自分の目で確認しにくいです。鏡で見たときも、胸の下はちょうど影になってしまうため、スジの色に気がつきにくいのです。

胸の下にできる妊娠線(肉割れ)も、お腹にできるスジと同じように、初期のうちは赤っぽい色をしています。徐々に白い色に変化していきますが、できるだけ早い段階で対策を開始して、スジができるのを防いでいくことがポイントになります。

 

胸の下の妊娠線(肉割れ)はいつからはじめる?予防方法とは?

妊娠線(肉割れ)の予防は、早い時期から始めるとよいとされています。お腹の場合は、お腹が大きくなる妊娠4〜5ヶ月からケアを始める方が多い傾向にあります。胸の場合はそれよりも早い段階でサイズアップを実感する方もいるので、妊娠がわかったら早めに対策を考えておきましょう。

胸の下に限らず、体にできる妊娠線(肉割れ)を防ぐための予防法としては、まず体重管理を行うことが挙げられます。同じだけ体重が増加するとしても、少しずつ増える場合と、急激に増える場合では、皮膚の引っ張られ方が変わります。妊娠中に体重が増えるのは自然なことですが、食事量や運動量を工夫して、体重が急増しないように管理してみてください。

また、胸の下にできる妊娠線(肉割れ)を防ぎたいときは、クリームやオイルを使って肌の保湿を習慣化することで、肌を柔軟に保ちましょう。乾燥した肌は柔軟性が低下し、伸張されたときに断裂しやすくなってしまうためです。胸の中心だけでなく、胸の下や横までしっかりと保湿しておくことで、妊娠線(肉割れ)を予防の一環となります。

胸の下や横にできる妊娠線(肉割れ)の対策として、下着を工夫することもできます。妊娠中に胸が大きくなったとき、サイズが合わない下着をつけていると、胸の重みを十分に支えることができなくなります。マタニティ用のブラや、妊婦用のサポート下着などを活用してみてください。

胸の下に妊娠線(肉割れ)ができてしまった場合の対処法と注意点とは?

胸の下に妊娠線(肉割れ)ができたら、それ以上スジが増えないように予防することはできますが、自力で痕を消すことは難しくなります。胸の下の妊娠線(肉割れ)が気になる方は、クリニックで行われる“血流改善ガス治療”を受けて、改善を期待することも可能です。

血流改善ガス治療とは、炭酸ガスを注入することで、肌の再生を促す治療法です。クリームの塗布やレーザーの照射とは違い、断裂が起きている真皮層に直接注入できることがメリットとなっています。断裂痕ができた部位の皮膚を再生させることで、スジが目立たなくなる効果が期待できるのです。

胸の下にできてしまった妊娠線(肉割れ)が悩みの種になってしまったときは、血流改善ガス治療を検討してみてはいかがでしょうか?

恵比寿美容クリニック

院長 能登谷 翔

経歴
2005年4月武蔵野大学薬学部薬学科(入学)
2008年4月東海大学医学部医学科(入学)
2014年4年独立行政法人東京都健康長寿医療センター勤務
2016年10月恵比寿美容クリニック勤務
所属学会
日本形成外科学会 会員
日本整形外科学会 会員
妊娠線・肉割れ治療の相談

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