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完全に消すことは難しいと言われている「妊娠線」。出来る前に予防する方法や出来た時のケアについて知っておこう

「妊娠線」は、妊娠した女性にとってはとても気になることの一つですよね。妊娠線が出来る妊婦さんの割合は、7割とも9割とも言われているほど、多くの妊婦さんが悩む症状の一つです。出産後はだんだん目立たなくなると言われてはいますが、完全に消すとなると、非常に難しいのが現実です。妊娠線は、お腹を痛めて我が子を産んだ「勲章」でもありますが、願わくば、綺麗な身体を保ちたいと思うのは女性として自然なことですよね。出産後に妊娠線を残さないために大切なことは、いかに予防や早めのケアを開始するか、ということになって来そうです。

2018/07/03

Supervising doctor:
恵比寿美容クリニック 院長 能登谷 翔

妊娠線とは?

 

妊娠線は英語では「Stretch marks(ストレッチマーク)」と呼ばれています。一般的に言われる「妊娠線」とは、妊娠をすることによって徐々に大きくなっていくお腹に皮膚がついて行くことができず、表皮のすぐ下の「真皮」が裂けてしまうことで現れる「断裂跡」のことです。

 

妊娠線は、スイカや稲妻のような模様をしていることが多く、人によっては一本だけであったり、また複数本であったり、そうかと思えば全くできない人もいます。また、お腹だけではなく、太もも、お尻、胸、二の腕など、脂肪が付きやすい部分にできることもあります。

 

妊娠線ができ始める時期にも個人差がありますが、妊娠5~7ヶ月あたりのお腹が大きくなり始める頃からできやすくなると言われています。妊娠線は、出産後は時間の経過によってだんだん目立たなくなってくる、あるいはケアをすることである程度は目立たなくすることができる、と言われていますが「完全に消す」となると難しいとされています。

 

妊娠・出産の大前提として、「胎児が健康で産まれて来てくれること」そして、「母体が健康であること」。何よりもこれがいちばん大切なことに変わりはありませんが、それと同時に「いつも綺麗でありたい」と思うのも女性ですよね。

 

*冒頭でもお伝えしましたが、「妊娠線」は「お腹を痛めて我が子を出産した」という証でもあり、「勲章」であると考えています。そのため本記事は、妊娠線を否定的に捉えているものではなく、あくまで今現在、妊娠線に悩んでいる方々、あるいは妊娠中の方々、これから妊娠を希望される方々に向けて、その悩みを少しでも解消するためにお役立ていただけたらという願いから掲載しております。

 

妊娠線・肉割れ治療の相談

妊娠線ができるのはなぜ?

 

先ほど、お腹が徐々に大きくなっていくその変化に皮膚がついて行けず、表皮の下の「真皮」が裂けてしまうことで「妊娠線」が現れる、というお話しをしましたが、具体的な原因について、もう少し詳しく見ていきましょう。

 

皮膚がお腹の成長について行けない

皮膚は、上から順に「表皮」「真皮」「皮下組織(コラーゲン、弾性繊維、脂肪細胞など)」という3層構造になっています。妊娠をして胎児が成長してくると、お腹が大きくなってきますよね。その時、「表皮」はある程度弾力性があるため「伸びる」ことができるのですが、表皮の下の「真皮」や「皮下組織の一部」は、その伸びについて行けずに、「断裂」してしまうことがあります。その断裂部分から「毛細血管」が透けて見えるようになるため「赤紫色」の線状斑、つまり妊娠線が現れるようになるのです。断裂してしまう場所や形、幅や長さ、本数などには個人差があります。

 

ホルモンの影響

もう一つ、この妊娠線をできやすくする原因があります。妊娠をすると母体には様々な変化が起こりますが、そのうちの一つに「コルチコステロイド」というステロイドホルモンの分泌量が増加することが挙げられます。このコルチコステロイドは肌の新陳代謝(ターンオーバー)を抑制する働きがあるため、弾力性がなくなり妊娠線ができるのを助長するとされています。

 

「妊娠によるホルモンバランスの変化で皮膚が弱まっているところに、お腹が大きくなるという変化が加わることで皮膚の断裂が起こる」。これが妊娠線ができるメカニズムということになります。

 

妊娠線ができやすい人とできにくい人の違いは?

 

「なかには妊娠線が全くできない人もいる」とお話ししましたが、それらの人とできやすい人との違いはどこにあるのでしょうか?先ほどの原因と併せて、この特徴を把握しておくことで予防や対策に繋がりそうですね。

それでは、妊娠線ができやすい人の特徴を見てみましょう。

 

経産婦(二人目以降の妊娠)

特に何もケアをしなかったのに一人目の時に妊娠線が出来なかった、という場合、二人目の妊娠では「私は妊娠線ができない体質」と思い込んで油断をしてしまうことや、また初産時に子宮が一度伸びているため、自分が予想している以上にお腹が急激に大きくなることが多く、それらの理由から妊娠線ができてしまう可能性が、実は初産時よりも高くなると言われています。

また、一人目を妊娠した時よりも歳をとっているため、加齢による変化なども要因になるのではないかと指摘されています。

 

高齢出産

一般に、35歳以上で出産をすることを「高齢出産」と言います。加齢による老化現象の一つとして、皮膚の弾力性が失われて行くことは仕方のないことではありますが、その影響で、若い妊婦さんと比較すると、妊娠線ができやすくなると言われています。

 

双子や三つ子などの多胎妊娠

多胎妊娠の場合は、当然胎児が一人の場合よりもお腹が大きくなりますので、その分皮膚が大きく引っ張られるため妊娠線ができやすくなると言われています。

 

小柄・痩せている

小柄な人は皮膚面積も小さくなりますが、お腹の胎児は皮膚面積に合わせて育つわけではありませんので、標準並みや大きめに育った時などは特に、皮膚がより強く引っ張られることになりますので、妊娠線ができやすくなると言われています。

同様に、もともと痩せている人も皮膚面積が小さいため、妊娠線ができやすくなると言われています。

 

体重が増えすぎてしまった

これは急激に太った時、急激に痩せた時などに起こる「肉割れ(正確には妊娠線も肉割れの一種です)」をイメージしてみると分かりやすいかもしれません。個人差がありますので、あくまで「目安」ではありますが、妊娠をしてから12kg以上の体重の増加があった場合に、妊娠線ができやすくなると言われています。

逆に、8kg以下の増加であった場合はほとんど出来ることはないと言われていますので、体重のコントロールも重要になってくるということが言えますね。

 

アトピー体質

アトピー体質の治療でステロイド剤を使用している場合、肌の弾力が弱まるという副作用によって、妊娠線ができやすくなると言われています。

 

肌が乾燥している

肌が乾燥しているということは、その時点で皮膚の内側に既にひび割れが出来ていて、少しの刺激で断裂しやすくなっている状態にある、ということになります。

 

その他の特徴

・皮下脂肪が多めの人

・血行が悪くなりがちな人

・皮膚の伸縮性が悪い人

・太りやすい人

これらの人も、そうでない人と比べると妊娠線ができやすいタイプである、と言われています。

 

また「妊娠線ができにくい人の特徴」としては、上記に挙げたものの逆で、若い妊婦さん、皮膚面積が大きい大柄な妊婦さん、初産婦さんなどが挙げられますが、「必ず出来ない」という保証は残念ながらありません。妊娠線を作らないためには、安心せずにしっかりと予防やケアをするように心がけましょう。

 

妊娠線の予防はいつから開始するのが良いのか?

 

妊娠線の予防には、「保湿」がいちばん重要なポイントになると言われています。一般的にお腹が大きくなり始めるのは、妊娠5ヶ月くらいからとされていますので、その頃から予防を始めると良いようです。

 

あくまで「予防」ですので、「まだ妊娠線が出来ていないから大丈夫」という油断は禁物です。短期間で一気にお腹が大きくなる可能性も高く、昨日まではなんともなかったのに、今朝お腹を見てみたらそれらしきものが・・・なんてことがないように、まだお腹が目立たない少し早めのタイミングで予防を開始するようにしましょう。

 

また、必ず妊娠5ヶ月目までは妊娠線ができないか、というと、それも分かりません。本当に潤いや弾力性がある肌というのは、ほんの数日では作れませんし、ましてや妊娠中はホルモンバランスの変化による影響が体の様々なところに現れますので、もし皮膚にかゆみ、湿疹などがないようであれば、妊娠初期から予防を始めるのが最も効果的な予防方法と言えそうですね。

 

妊娠線の予防方法について

 

それでは妊娠線を予防する方法についていくつかご紹介します。

 

いちばんのポイントは保湿

肌の潤いや弾力性を保つためにも、保湿は妊娠線を予防するためにいちばん大切なポイントです。特に、ドラッグストアやネットショップなどでも簡単に手に入る「妊娠線ケア専用のクリーム」や「オイル」があります。一般的なクリームやオイルよりも、「保湿力」や「伸び」などの点で「妊婦さんに適している」と言えますので、ぜひお好みのものを探してみましょう。

また、ついつい「お腹」にばかり意識がいってしまいがちですが、「妊娠線」はお腹のほかにも、太もも、お尻、胸、二の腕、見えにくい股間などに出来ることもあります。予防を始めると数ヶ月に渡って毎日行うことになりますので、大容量のものを購入しておくのがおすすめです。

 

シャワーではなく湯船に入る

妊娠線ケア用品の効果をより高めるという意味でも、湯船にゆっくりと浸かって血行を促進しましょう。なお、妊婦さんの入浴は、ぬるめの温度(37~40度)程度にして、浸かるのは10分程度にしましょう。

また、入浴剤は保湿効果があるものを使用したり、お風呂から出た後は乾燥しないうちにすぐにスキンケアをしましょう。

 

体重のコントロール

体重が増えすぎることで、妊娠線ができる可能性が高くなるほか、妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)や妊娠糖尿病などのリスクも高くなります。12kg以上の増加で妊娠線ができやすくなると言われていますので、栄養のバランスや適度な運動などで、意識して体重をコントロールするようにしましょう。

なお、出産までにどれくらい体重が増えてもいいものなのかは主治医に相談すればアドバイスをしてくれると思いますが、妊娠前のBMI値を計ることである程度知ることもできます。

 

*BMIとは?…

体重と身長との関係から肥満度を示す「体格指数」のこと。

【妊娠前の体重kg÷身長mの2乗】の計算式で算出できる。

例)身長155cmで体重50kgの場合は【50kg÷1.55の2乗=BMIは20.81】

 

また、ここで算出されるBMI値より、

・妊娠前のBMI値が18.5未満の場合…体重増加は9kg~12kg

・妊娠前のBMI値が18.5以上25.0未満の場合…体重増加は7kg~12kg

といった目安があります。

もし妊娠前のBMI値が25以上の場合は、主治医と相談して適正な体重増加を目指しましょう。

 

皮下脂肪を溜め込みすぎないようにする

出産に向けてエネルギーを蓄えようとするため、妊娠中は皮下脂肪が溜まりやすい状態になると言えます。体重の増加をコントロールすると同時に、日常に適度な運動を取り入れて、皮下脂肪が溜まりすぎるのを防ぎましょう。

妊娠中に行う適度な運動には「皮下脂肪をつきにくくする」という目的のほか、

・血行が良くなる

・気分転換やストレス解消に繋がる

・浮腫みや便秘の解消に繋がる

・出産に向けて体力を落とさないようにする

などといった多くの目的やメリットがあります。疲れ切ってしまうほどの運動や激しい動きをする運動ではなく、散歩やウォーキング程度の運動にとどめておきましょう。

 

ガードル、腹帯などを活用する

市販のマタニティ向けのガードルや腹帯でお腹をサポートすることで、皮膚が急激に伸びるのを防いでくれるため、妊娠線の予防に効果的であると言われています。

ガードルタイプは少しきつめではありますが、その分サポート力がありますので、外出時、仕事中などでもしっかりと支えてくれます。

また腹帯は、ガードルよりも優しくフィットしてくれますので、自宅にいる際やリラックスタイムに装着するなど、使い分けると良いかもしれませんね。

また、これらは妊娠線ケア用品を塗った後に装着しておくと、保湿効果が上がるとも言われています。

 

妊娠線ケア用品を選ぶにあたって

 

では、どんな妊娠線ケア用品を選べばいいのでしょうか。様々な商品があるので、選ぶときに迷ってしまうこともあるかもしれませんね。そこで、選ぶ際に参考にしていただきたいいくつかのポイントをご紹介します。

 

成分

皮膚に塗布されたクリームやオイルであっても、経皮吸収によって皮膚から胎児にまで吸収されることがあります。そのため、できれば無添加で肌に優しいものを選ぶようにしましょう。

 

保湿効果

妊娠線の予防・ケアのいちばん大切なポイントは「保湿」です。できるだけ保湿力に重点を置いている商品を選ぶようにしましょう。

 

タイプ(材質)

一般的に、クリームタイプとオイルタイプがあります。オイルタイプの方が効果が期待できる、という人もいますし、クリームタイプの方がベタつかず使いやすい、という人もいますので、自分の好みに合った商品を選びましょう。また、毎日使うものですので、製品の香りによって気分が悪くなってしまわないかなどもポイントですね。

 

価格

同じく毎日使うものですので、せっかく買っても「高かったからもったいなくて少しずつしか使えない」というのでは、予防の意味がありません。継続して使用することも考え、気兼ねなく使える価格帯であるかどうかも選ぶ際の一つのポイントになります。

 

妊娠線ができた時のケア

「頑張って予防してきたのに、妊娠線ができてしまった・・・」という可能性も、残念ながらあり得ます。

できてしまった妊娠線を完全に消すことは難しいと言われていますが、今よりも目立たなくさせること、妊娠線が増えるのを抑えることはできますので、諦めずに上記でご紹介したケアを続けていくことが大切です。

 

美容クリニックなどでの治療もできるが・・・

レーザー治療、炭酸ガス治療、ケミカルピーリングなど、美容クリニックや皮膚科で治療をすることもできますが、保険の適用可否あるいは価格など、クリニックごとに異なりますし、妊娠線の程度によって効果が変わる、治療に時間がかかるなど、なかなか不透明な部分もあります。もし治療を希望される場合は、事前にしっかりと確認をし、納得できた上で受けるようにしましょう。

 

「保湿」と「体重」そして早めの「予防開始」を

 

妊娠線の予防において大切なことは、何度もお伝えしますが「保湿」がいちばんです。

妊娠してからは、栄養バランスのとれた食生活を送りながらも体重をコントロールすること、そして予防は早い段階から開始すること、が挙げられます。

 

また、たとえ妊娠線ができてしまったからといっても、胎児に悪影響があるわけではありませんし、何よりも大切な「胎児が健康で産まれて来てくれること」「母体が健康であること」が叶えば、こんなに幸せなことはありませんよね。

冒頭でもお伝えしましたは、妊娠線はママの「勲章」です。心身ともに健全であるためにも、過度に気にしすぎたり、心配をしすぎたりしないようにしましょう。

恵比寿美容クリニック

院長 能登谷 翔

経歴
2005年4月武蔵野大学薬学部薬学科(入学)
2008年4月東海大学医学部医学科(入学)
2014年4年独立行政法人東京都健康長寿医療センター勤務
2016年10月恵比寿美容クリニック勤務
所属学会
日本形成外科学会 会員
日本整形外科学会 会員
妊娠線・肉割れ治療の相談

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