美容皮膚科・薄毛治療の恵比寿美容クリニック | 尋常性白斑の治療に効果的な漢方薬とは

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尋常性白斑の治療に効果的な漢方薬とは

尋常性白斑は、皮膚の色が白く抜け落ちて目立つため、美容上で大きな問題となり、コンプレックスとなってしまうことが多い病気です。 また、尋常性白斑は治りにくい病気であり、根本的な解決方法はないとされます。 こちらでは、そんな尋常性白斑の治療に効果的な漢方薬を紹介します。

2018/07/03

Supervising doctor:
恵比寿美容クリニック 院長 能登谷 翔

尋常性白斑とは

 

尋常性白斑とは、後天的に皮膚の色が部分的に抜けて白くなる病気です。

メラノサイト(色素細胞)は紫外線から皮膚を守るためにメラニン色素を産生しますが、何らかの原因で減少・消失することにより、皮膚の色が白く抜けてしまいます。

症状は、からだのどの部分にもあらわれる可能性がありますが、特に、顔や手足などに多く見られるといわれています。

 

白くなる部分は大小さまざまで、境界ははっきりしていますが、不整型で、痛みやかゆみなどの自覚症状はありません。

白い部分が拡大したり、あるいは別の皮膚の部分でも色が抜けるというケースもあります。

頭部に尋常性白斑が出来ると、毛にメラニン色素がいきわたらなくなり、その部分の毛の色が白くなることもあります。

尋常性白斑には、体の左右どちらか片側にのみ症状が出るタイプ(分節型)、体の両側に出るタイプ(汎発型(はんぱつがた))、皮膚の一部分だけに出るタイプ(限局型)があります。

 

 

尋常性白斑の原因

 

尋常性白斑は、皮膚の最外層にある表皮のなかに存在する、メラニン色素をつくるメラノサイト(色素細胞)が減少・消失するために、皮膚の色が抜けて白くなります。 メラノサイトが減少・消失する原因は、残念ながらまだはっきりと判明していませんが、これまでの研究によって原因として考えられるものはいくつかあがってきています。

 

自己免疫疾患

自己免疫疾患とは、細菌やウイルスなどの敵から体を守るためにある抗体(免疫)が、自分自身の細胞を敵と勘違いしてしまい、攻撃するために発症してしまう病気です。

尋常性白斑の場合、甲状腺疾患や糖尿病、円形脱毛症などの自己免疫疾患との合併症が多いことや、メラノサイトを攻撃する抗体が高い確率で検出されることなどから、自己免疫との関連性が推測されています。

 

 

神経の異常

尋常性白斑は、皮膚の神経の通り道に沿って症状が現れることがあるため、原因も神経の異常や神経系の機能の低下が原因ではといわれています。

また、神経の末端部分から分泌されるホルモンが、メラノサイトにも影響を与えていると考えられています。

 

活性酸素

皮膚の代謝が上手くいかないことで活性酸素が増加すると、メラノサイトが傷付いてしまうケースがあるといわれており、この活性酸素によるダメージも原因の一つと考えられています。

 

遺伝

約20~30%の割合で同じ家系内で白斑の症状が現れるケースがあるため、何か特殊な遺伝子を持っていることも白斑発症の一因の可能性があると言われています。

 

 

尋常性白斑に用いられる漢方薬の種類

 

日本では一般的に「シロナマズ」とも言われている尋常性白斑に効果的な漢方はどのようなものがあるのでしょうか?こちらでは、尋常性白斑に用いられる漢方薬をいくつか紹介します。

 

冠元顆粒

冠元顆粒はタンジン、コウカなど6種類の植物性生薬から抽出したエキスを顆粒としたもので、血行不全によって発生する神経機能の障害を改善する効果があるとされています。

 

桂枝茯苓加ヨクイニン

桂枝茯苓加ヨクイニンは、血行を調える桂枝茯苓丸に、皮膚の赤みを取り排膿作用をもつヨクイニンを加えた漢方薬です。

冷え症や、膿のあるにきび、月経不順に適応し、シミや手足のあれなどの皮膚トラブルにも応用されます。

 

温清飲

温清飲は、四物湯(しもつとう)と黄連解毒湯(おうれんげどくとう)の2つを合わせた漢方です。

四物湯には、体を温めて貧血を改善させる「温性」の働きがあり、黄連解毒湯は熱を冷ます「清熱作用(解熱鎮痛作用)」があることで知られています。

「温」と「清」の働きを有することから、温清飲と呼ばれており、この2つの作用によって体を過度に冷やすことなく、のぼせ状態を改善させることが可能です。

温清飲には、血液の流れを改善し、ホルモンバランスを整える作用があります。

これにより、生理不順や神経症、乾燥肌(アトピーなど)に効果的と言われています。

 

柴胡清肝湯

熱を冷ますオウレンやオウドン、血液の巡りを良くするジオウやセンキュウ、症状を発散させるサイコやハッカなど15種の生薬が配合されているのが柴胡清肝湯です。

炎症を和らげたり血行を良くする働きがあり、神経の高ぶりをしずめて心を安定させる作用があります。

リンパ腺の炎症、血流不足、貧血症状、のぼせ、イライラ、緊張、不安などに効果的です。

 

 

まずは、漢方専門の薬局を訪ねよう

 

尋常性白斑の治療は難しいことが多いのですが、中には漢方薬で好転するケースもあり、報告されています。

漢方薬は病名に対して「これだ」という処方はありません。

個々の状態、体質や症状を診た上で処方は違ってきます。

そのため、ネットで白斑に効くと書いてあったからと、購入しても自分の症状にあわず、思ったような効果がない場合もあります。

 

尋常性白斑を漢方で治療したい場合は、まずは、漢方専門の薬局を訪ね相談してから購入するようにしましょう。

恵比寿美容クリニック

院長 能登谷 翔

経歴
2005年4月武蔵野大学薬学部薬学科(入学)
2008年4月東海大学医学部医学科(入学)
2014年4年独立行政法人東京都健康長寿医療センター勤務
2016年10月恵比寿美容クリニック勤務
所属学会
日本形成外科学会 会員
日本整形外科学会 会員

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