かなり酷い妊娠線は諦めるしかない!?美容皮膚科で行うおすすめの治療2選

2021/02/24

  • 妊娠線・肉割れ
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妊娠線(肉割れ)対策として「保湿オイル」や「保湿クリーム」を塗ってケアしていたが効果がなかったというお悩みをよく耳にします。今回は、自己ケアの限界と美容皮膚科での治療方法をご紹介いたします。

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監修
恵比寿美容クリニック
理事長 堀江 義明

ドクター紹介

妊娠線(肉割れ)の自己ケア

妊娠線(肉割れ)の予防のために、下記のような自己ケアを行ったという方は多いかと思います。中でも、クリームやオイルを使用したという方は多いのではないでしょうか。

・妊娠線(肉割れ)予防オイルを使う

・保湿クリームを使う

・急激に太らないように食事にも気を使う

妊娠線(肉割れ)の自己ケアの限界

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そもそも妊娠線(肉割れ)は自己ケアができるものなのでしょうか?そのメカニズムを知ると、自己ケアの限界が見えて来ます。私たちの皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層構造になっていますが、妊娠線(肉割れ)はそのうち表皮ではなく真皮が“急激な伸びに耐えられずに裂けてしまった状態”と言われています。表皮であれば保湿クリームやオイルなどが浸透してくれますが、残念ながら真皮まではほとんど浸透してくれません。その結果、クリームやオイルなどを塗り続けても症状が改善されないということになってしまいます。同様に、マッサージをした場合も、“マッサージによって断裂した真皮が元に戻る”という医学的な根拠はありませんので、人によっては軽度の妊娠線であれば症状が和らぐ可能性がありますが、酷い妊娠線の場合は改善する可能性はほとんどないということです。

妊娠線(肉割れ)を治療するなら美容皮膚科へ

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妊娠線(肉割れ)は一種の「皮膚のケガ」あるいは「皮膚の病気」であると言えます。ケガや病気をしたら病院に行くように、妊娠線(肉割れ)が出来てしまったら美容皮膚科などの専門医に診てもらうのが最も適切です。もちろん、自己ケアによる保湿などは妊娠線(肉割れ)の有無に関わらず皮膚にとっては大切なことですので、できる範囲で継続することが望ましいのです。しかし自己ケアが行き届かない真皮層のケガ・病気を治療するのであれば、やはり美容皮膚科を受診することをおすすめします。

おすすめの妊娠線(肉割れ)治療方法

真皮層に働きかけることができ、かつ妊娠線(肉割れ)の治癒が期待できる治療方法は2種類あります。「レーザー治療」と「炭酸ガス(血流改善ガス)治療」です。

・レーザー治療
レーザーというと「痛い」「高い」というイメージがありますが、近年のレーザーは痛みも軽減され、費用もひと昔前よりはずいぶん安くなっています。治療したい部位にレーザーを照射すると、その熱が真皮層に直接働きかけ、コラーゲンの生成能力を復活させて皮膚の再生を促すという仕組みです。痛みが軽減されたとは言え、感じ方は人それぞれですので中には痛みを感じる方もいます。赤みが出たり、しばらくはヤケドのような痕が残ったという例もあります。こうした副作用が心配な場合は、まずはなるべく目立たない部位から治療を始めて様子を見ながら進めて行きましょう。

・炭酸ガス(血流改善ガス)治療
治療したい部位に極細の針を刺し炭酸ガスを注入する方法です。血流が改善することで皮膚の代謝が上がります。その効果によってレーザー治療と同様にコラーゲンの生成能力が復活し、皮膚の再生が促されます。薬剤などを使用しませんので、これまで副作用などは報告されておらず、安全性がとても高い治療方法と言えます。強いて挙げれば針を刺してガスを注入する際に痛みを感じるという程度です。治癒する過程で少し腫れてしまうこともあります。

いずれの治療方法も、まずは事前にカウンセリングを受けることになると思いますので、症状を診察してもらって医師にどのような治療方法が最適かを相談すると良いでしょう。

「産後の妊娠線対策」について
まずは専門医に相談する