妊娠線クリームを選ぶ4つのポイント

2020/08/05

  • 妊娠線・肉割れ
blank

たくさんある妊娠線クリーム。種類が豊富すぎてどれを選ぶのか迷ってしまいますよね。妊娠線の予防やできてしまった妊娠線のケアをするためにはどんな基準で妊娠線用クリームを選べばいいのでしょうか?そんな皆さんの為にここでは妊娠線クリームの選び方を解説します。

blank

監修
恵比寿美容クリニック
理事長 堀江 義明

ドクター紹介

無添加、無香料のオーガニックな成分

妊娠中は皮膚自体も大変敏感になっているため、添加物や石油成分・防腐剤などが入っているクリームでは痒みや湿疹などの思わぬ肌トラブルの原因になってしまうこともありますので注意が必要です。

また、妊娠初期はつわりで匂いにも敏感になりますので、心配な方は無香料のクリームを選ぶのが無難でしょう。

保湿力が高いクリーム

妊娠線の予防とケアに最も重要なポイントです。なぜならお肌の乾燥も妊娠線の原因になり、保湿が妊娠線のケアに重要な働きをしてくれるからです。保湿力が高く保湿作用が長時間持続するクリームを選ぶ必要があります。

肌の表面の保湿をしてくれる成分はヒアルロン酸・セラミド・コラーゲンなどですが、肌の表面のみの保湿では通常のスキンケア商品と変わりませんので妊娠線クリームには上記の成分に加えて、肌の奥の保湿に効果のあるシラノール誘導体が配合されているものをオススメします。

シラノールはコラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンやコンドロイチンなどの結合組織をまとめる糊(のり)のような役目をしてコラーゲンを修復、再生させる働きがあります。

また、肌内部から保湿できる成分となり肌の水分を保ってくれます。妊娠線は真皮のコラーゲン繊維が断裂してしまった状態のため、シラノールの働きでコラーゲンを修復できれば、できてしまった妊娠線のケアにも効果が期待できます。

肌に効果的な成分が配合されている

クリームを選ぶときはいかに肌に効果的な成分が入っているかでその効果に大きな差が出てきます。

例えば、ビタミンCにはコラーゲンを作る働きを助け、肌を丈夫にする効果があります。しかし、ビタミンCは真皮まで浸透しにくく、肌内部のコラーゲン繊維が断裂してできている妊娠線をしっかりケアすることは難しくなってしまいます。

その不安定な部分を改善してビタミンCの効果を真皮まで届けられるよう改良されたのがビタミンC 誘導体です。また、近年では浸透力と保湿力が高くすぐに効果が期待できる新型ビタミンC誘導体という成分もあります。

他にもプラセンタや皮膚細胞の再生を促すEGF(上皮成長因子)、皮膚組織の再生を行い肌のハリを出してくれるFGFが含まれていると、妊娠線の予防・ケアはもちろんのこと、柔らかくハリのある肌になることができます。

使いやすさとコスト

妊娠線のケア・予防は毎日継続して行うことがとても大切です。その為、どんなに効果的で良いクリームでも塗った後にベタベタするなど使用感が悪いと毎日のケアがストレスになってしまいます。

また、値段が高過ぎるクリームでは必要な量をたっぷり使うことを躊躇してしまいます。

妊娠線クリームは毎日継続的に一定量を使うものになりますので、使用感とコストパフォーマンスの良いものを選びましょう。

なお、クリームの容器にも注目すると片手で簡単に出せるものから両手を使って開くタイプまで様々な形状があります。小さな違いではありますが毎日のケアになりますので自分に使いやすい物を選んでストレスにならない工夫をしましょう。

妊娠線クリームの効果的な塗り方

blank

ここまで妊娠線クリームの具体的な選び方を紹介しましたが、自分に合ったクリームを見つけた後はどのように利用すると妊娠線クリームの効果を最大限に発揮できるでしょうか?

必要量をたっぷり使う

肌が乾燥していると妊娠線ができやすくなってしまうので妊娠線を防ぐためには保湿することが重要です。ムラなくしっかりと保湿するためにもクリームを使う時は「もったいない」と思わず必要量をたっぷり使うようにしましょう。

毎日継続して2回は必ず塗るようにする

日々のボディーケアはお風呂上がりに1回クリームを塗るという方が多いのではないでしょうか。

妊娠前はそれで充分だったかもしれませんが、妊娠中は妊娠前に比べて肌が乾燥しやすくなっています。自分では乾燥している自覚はなくても、肌の奥深くは乾燥していることがあるので、妊娠線クリームは最低でも1日2回は塗るようにしましょう。

塗るタイミングとして考えられるのは、朝着替える時と夜お風呂から上がった直後です。妊娠線ができやすいお腹や胸、脇の下、背中、太もも、お尻などを中心にたっぷりと塗りこむようにしましょう。

なお、1日2回は最低目安になりますので、かゆみを感じたり少しでも乾燥していると思ったら2回にこだわらず使用することをオススメします。

オイルと併用する

繰り返しになりますが、妊娠線予防には保湿が大切です。保湿効果ではクリームよりオイルの方が効果的ですが、オイルには水分があまり含まれていません。そのため、クリームとオイルを併用して使用することが、一番効果がある保湿方法なのです。特にお風呂上りにオイルとクリームを併用する事で保湿力がアップします。

オイルには浸透力と保湿力があり、水分のある肌になじみやすい性質を持っているのでお風呂上りにオイルを塗る事で毛穴の奥まで浸透しクリームが入りやすい道を作ってくれます。より保湿効果を発揮させるためにも使う順番は先にオイルを塗り、次にクリームを使用するようにしましょう。

お腹が一番大きくなる臨月は特に下腹部を重点的にケア

臨月はお腹が急激に大きくなり、妊婦さんからは下腹部が見えなくなってしまうため、ケアがおろそかになり妊娠線ができてしまうケースがあります。

見えない下腹部も鏡などでチェックしながらクリームを塗りましょう。妊娠線ができやすいといわれているお腹や太もも、二の腕、胸、お尻などは広範囲で臨月は大変かと思いますが、今まで通りしっかり保湿しましょう。

自分で塗るのが難しい時もあると思いますので、その時はパートナーに塗ってもらうのもコミュニケーションになるのでオススメです。

まとめ

妊娠線を予防したりできてしまった妊娠線を効果的にケアする為には専用クリームの選び方がとても重要です。今回紹介した妊娠線クリームの選び方のポイントを参考にご自分にあった妊娠線クリームを探してみてくださいね。

「妊娠線クリーム選び」について
まずは専門医に相談する