肉割れが消えない。諦める前にやっておきたい対処法

2020/06/30

  • 妊娠線・肉割れ
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肉割れは妊娠だけでなくダイエットが原因で起こってしまうことがあります。 何らかの原因で皮膚が強制的に引っ張られ、皮膚に線が出る症状を肉割れと言います。 せっかくダイエットをしたのに肉割れができてしまっては意味がありませんよね。そこで肉割れ予防に効果的な方法や治し方をご紹介します。

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監修
恵比寿美容クリニック
理事長 堀江 義明

ドクター紹介

肉割れができる原因とメカニズム

一口に肉割れと言っても、実は、数種類あることをご存知ですか?
成長期によるもの、肉割れは急に太った場合、歳をとってからできるもの、ダイエットによるものなど様々な肉割れがあります。他にも、女性は妊娠すると妊娠線ができます。これも肉割れの1つです。
また、血流が悪くなった時に肉割れを発症してしまうこともあります。
このなかなか消えない肉割れを、作らないためや増やさないためにケアをしている人も少なくありません。しかしながら、ケアしてもまた発症するケースもあるのです。
肉割れが発症するメカニズムは、いきなり皮膚が伸びてしまうと皮膚の奥にある皮下組織や真皮がその伸びに追いつかず、細胞を傷付けることで、破壊されることで断裂することで起こります。
つまり、皮膚の中で断裂した部分がスカスカの状態になってしまい、皮膚表面が沈み、ボコボコとした状態になるのです。
皮下組織や真皮の伸びを柔軟に保つためには、保湿ケアが深く関わっています。常日常から保湿を心掛けることがとても大切です。年齢とともに肌は乾燥しやすく、柔軟性が低下していくため、特に心掛けていきたいところです。

肉割れが発症したらやってはいけないこと

スキンケア

肉割れはできてしまう前に予防することが大切ですが、気付かないうちに発症している場合が多いです。
肉割れが出来てしまった場合、残念ながらセルフケアで消すことはできません。そのため、できてしまったら、より症状を悪化させないように注意しなければなりません。
ここでは、症状を悪化させないために、やってはいけないことをご紹介します。

「肉割れを刺激しない」

肉割れができるとかゆみが生じます。肉割れは肌が乾燥することで進行しますのでかゆみが生じますが我慢して絶対に掻いてはいけません。掻くことで、肉割れの線がくっきりと現れてしまい、余計に目立ちます。
傷跡のように肌の表面に線がくっきりできてしまうので、かゆみを感じても搔かないように心がけましょう。
酷くかゆみが出た場合は、市販のピーリングやスクラブを使い、無駄な角質を落とし保湿することでかゆみを抑えることが可能です。

「肉割れを放置する」

肉割れを放置すると、日に日に線が目立ってきてしまいます。ですから、肉割れの線を見つけたらすぐに対策をしていきましょう。肉割れを放置してしまうと、最終的にテカテカとした肌になります。

痩せ型の方も要注意

女性

肉割れは急激な肥満や妊娠、成長が主な原因となって発生する皮膚のひび割れですが、その中でも肥満によって起こる肉割れが一番です。
しかし、太ってないのに肉割れが出来てしまうというケースも少なくありません。痩せているのに肉割れが出来てしまったという場合はどのような理由があるのか、以下でご紹介します。

「足の負担]

痩せているのに肉割れが出来てしまったっという方は、太ももや膝裏に肉割れが発症しやすいです。その原因としては足への負担によるもので、スポーツや歩き方の癖により筋肉に急激な負担が掛かってしまい皮膚の下の表面が傷付いて肉割れができてしまいます。
スポーツによる足への負担はとても大きく、平地で歩いている時、地面に着いた時にかかる負担は体重の約3倍と言われていてランニングの場合はそれが5倍にもなります。
また、歩き方の癖により足への負担が大きくなる場合もありますので、安定した正しい歩き方を癖付けなるべく歩きやすい靴をはきましょう。
そして、スポーツを行う際は、適度な休憩と事前の運動をしっかり行いましょう。

「血流の悪さ」

肉割れは血流が悪くなることでも発症することがあります。これは大人になると発症しやすい原因となり、気付かないうちに肉割れが出来ている場合が殆どです。
血流が悪化する原因が様々ですが、偏った食生活、乱れた生活習慣、運動不足などが挙げられます。
血流を促進するためには入浴が一番有効な方法です。10分程度の入浴で体の血流が良くなりますので、毎日お風呂に入ることを習慣付けていきましょう。

肉割れのケアは冬のうちから

女性

肉割れは一度出来てしまうとセルフケアでは中々消すことができないものです。
特に冬場は皮膚を出す機会が少なく、油断しやすいため、体重が増加しやすい冬こそ注意しなければならないと思います。
肉割れのケアは地道な努力が必要です。

冒頭でもご紹介した通り、肉割れは肌の表面の皮膚ではなく、その下の真皮という部分が傷付くことにより発症します。この真皮は表面の皮膚よりターンオーバーが遅く、治りにくいです。そのため、一度傷つくと治すのに時間がかかってしまいます。
薄着になる夏に近づいたころに慌てて肉割れのケアをするのではなく、日頃からケアをすることが重要です。
冬は厚着をしているので他人に肉割れは見えないため、ケアを怠りがちになります。

しかし、冬は乾燥が激しく、肌もカピカピになりやすいため肉割れが出来やすい状態になってしまいます。そのため、冬場は特に念入りなケアが大事です。

なかなか消えない肉割れは、日頃のケアと継続的なケアが鉄則です。

お風呂上りには全身を鏡でチェックし、肉割れを確認していきましょう。特に乾燥が気になる部分には重点的にケアしてみてください。

「消えない肉割れ」について
まずは専門医に相談する