妊娠中にお腹にできる茶色い線。正中線とは?

2021/03/12

  • 妊娠線・肉割れ

妊娠中は体に様々な変化が現れてきますが、おへその上下あたりに茶色い線が出てくる経験をされた方も多いのではないでしょうか?この茶色い線は「正中線」と呼ばれています。ではいったいこの「正中線」はどういうものなのでしょうか?今回は、この正中線についてご紹介いたします。

監修
恵比寿美容クリニック
理事長 堀江 義明

ドクター紹介

正中線とは?

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正中線とはおへそを中心にして、お腹の真ん中にできる茶色っぽいくっきりとした1本の線のことを言います。この線は、胎児の頃に細胞分裂したときの名残で、鼻の下の筋や人によってはあるアゴの割れ目と同じようなものです。
正中線は男女関係なく産まれながらにしてみんなにあり、通常は肉眼で分からないくらいの薄さになっています。しかし、妊娠するとホルモンバランスが変わりメラニン色素を蓄積しやすくなるため、正中線が目立つようになると言われています。妊娠中に、シミが増えたり、乳首やワキなどが黒ずむのと同じ理由といえます。

妊娠線と正中線の違い

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正中線と妊娠線はどちらもお腹にできる為間違える方もいますが、全く別のものです。妊娠線は、お腹が大きくなってくる際に皮膚が急激に伸び、それに耐えられず皮膚の繊維組織が裂けてしまうことにより生じます。
お腹以外にも、太ももやお尻、胸などにもできることがあります。正中線は、細胞分裂の名残なので男女関係なくすべての人間にあり、正確にいうと妊娠することでメラニン色素の増加により正中線が黒ずんでいる状態です。
正中線の場合、お腹の中心以外にできることはありません。また、基本的には薄くなっても元に戻らない妊娠線とは違い、正中線は産後徐々に薄くなり、目立ちにくくなるか完全に消えます。

正中線のできる時期と消える時期

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正中線のできる時期は個人差もありますが、妊娠してお腹が大きくなる妊娠5ヵ月頃から徐々に濃くなる方が多いようです。妊婦全員に現れるのかというとそうではなく、大半の方には正中線の黒ずみが現れますが、中には全く現れなかったという方もいるようです。
正中線の消える時期は、出産してホルモンバランスの乱れが落ち着き元に戻る産後半年~1年ほどで、正中線もだんだんと薄くなり目立ちにくくなってきます。この頃になると、乳首・外陰部・ワキなどの黒ずみも気にならなくなってきます。
正中線が元に戻る時期は個人差があるのですぐに消えるとは言えませんが、自然と消えますので心配する必要はありません。3年以上かかったという人もいますので気長に待ちましょう。

正中線の産後のケア方法

しかし、どんなに自然と消えると頭で理解していても、産後なかなか正中線が消えないとやっぱり気になりますよね。なるべく早く消したい!目立たなくしたい!という方は、お肌をきちんと保湿しましょう。
保湿をすることによって皮膚のターンオーバーが促され、蓄積された古い角質やメラニンが剥がれ落ち、徐々に正中線が薄く元通りになっていきます。保湿する際は、顔用のものだとうまく浸透してくれませんので、妊娠線予防クリームを使用することをオススメします。
妊娠線予防クリームは保湿効果はもちろん、産前産後の敏感なお肌にも優しく安全性が高いので正中線のケアにも効果的です。保湿するタイミングは、朝とお風呂上りの1日2回塗るようにしましょう。
もう1つ正中線の産後のケアに大切なことは、質の良い睡眠です。質の良い十分な睡眠は、お肌の新陳代謝を高めシミや黒ずみを早く改善させる効果があります。特にお肌のゴールデンタイムと呼ばれる夜10時〜2時頃は、ターンオーバーを活性化させるホルモンが多く分泌されています。
産後は育児も大変で、この時間帯に熟睡することはなかなか難しいと思いますが、たまには旦那さんや家族に協力してもらい、ゆっくり休むようにしましょう。

まとめ

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このように正中線は誰にでもあり、産後に放っておいても妊娠線と違い時が経てば自然と薄くなり、ほとんど消えてしまうので心配する必要はありません。正中線を早く消す為にはホルモンバランスを整える必要があります。
あまり心配しすぎるとストレスになり、ホルモンバランスを崩す原因にもなってしまうため、あまり考えすぎないことも大切です。個人差があるので、すぐ消えるとはいえませんが、あまり神経質にならずお手入れをしながら焦らず気長に消えるのを待ちましょう。

「気になる産後の正中線」について
まずは専門医に相談する