前兆はある?妊娠線のできる前兆と対策を始める時期

2021/01/06

  • 妊娠線・肉割れ

だれもが作りたくないと思っている妊娠線。しかし、できてしまった方も結構多いのが事実です。もしも、妊娠線のできる前兆みたいなもが分かれば対策はしやすいですし、症状の悪化を防ぐことは十分にできるので知りたいですよね。こちらでは、妊娠線のできる前兆と対策を始める時期を紹介します。

監修
恵比寿美容クリニック
理事長 堀江 義明

ドクター紹介

妊娠線のメカニズム

妊娠すると、お腹が大きくなるにつれて女性の体は徐々に丸みを帯びてきます。表皮は伸縮性があるため、急な伸びにも比較的スムーズに対応できますが、真皮と皮下組織は弾力性が少ないため一部はスピードについていけず断裂してしまいます。

断裂した部分から毛細血管が透け、幅2~3mmで長さが5cmぐらいの赤紫色の線状班が現れます。これが妊娠線ができるまでのメカニズムになります。妊娠線に痛みはありませんが、少し周りの皮膚より凹んでいます。

できる場所も妊娠線の様子も、稲妻のような妊娠線だったり、シマシマ模様のような妊娠線だったりと個人差があります。

妊娠線のできる前兆はあるの?

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妊娠線は、基本的に前兆はなく、急に引き起こされる可能性が高いです。妊娠中期に入っても妊娠線ができる気配はなかったが、ある日突然皮膚に妊娠線ができていた!なんてケースはよくあります。

このように、何の前兆もなく妊娠線が皮膚に生じることがありますし、妊娠線ができてしまってからケアしても遅いです。妊娠線はできてしまうと自然に消滅することはほとんどないので、できれば早めに予防ケアすることが重要です。

ただ、基本的に妊娠線のできる前兆はないのですが、肌に痒みが生じるという方は注意が必要です。妊娠線は乾燥によって症状が悪化する傾向があり、痒みが生じるということは、肌が乾燥していて妊娠線ができやすい環境にあるという事が考えられます。

かゆみが出たらその部分を入念にケアしましょう。妊娠線ができやすいところは、お腹だけではなく、バストの側面や太ももの裏側など自身では気が付きにくい場所にできることがあります。日頃から、鏡などでボディチェックをし、全身を乾燥しないよう毎日ケアしましょう。

妊娠線対策を始める時期

クリームなどを使っての妊娠線予防は、いつからはじめるのが効果的なのでしょうか。12週までは、お腹はそれほど目立たないですし、つわりや体調不良がある方もいて、急激な体重増加は見られない傾向にあるので、妊娠線予防はまだ必要ないといえます。

妊娠線対策を始めるのは、体調が落ち着き、お腹も大きくなり始める妊娠12週目あたりから、妊娠線を意識しケアすることが大切です。毎日朝晩、妊娠線のできやすい部分を優しくマッサージしながら、お肌にすりこむように保湿しましょう。

妊娠線予防は出産の時まで続ける事が重要です。妊娠線は産まれる一週間が最もできやすいので注意しましょう。

お腹が大きい状態だと、お腹のふくらみのせいで下の部分が自分では見えづらく、ケアがおろそかになりがちです。大きい鏡の前などでマッサージを行うと、クリームがきちんとおなか全体にゆきわたっているかといったことも確認しやすいのでオススメです。

妊娠線ができやすい人の特徴

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妊娠線ができやすい人の特徴として、小柄な方や小さい時からぽっちゃりしている方、経産婦の方、双子や三つ子の多胎妊娠の方、乾燥肌の方があげられます。小柄な方は、お腹が前に出やすくなるため、その分皮膚に負担がかかり妊娠線ができやすくなります。

小さい時からぽっちゃりしている方は、皮下脂肪はとても伸びにくいため、皮下脂肪が多いほど、皮膚が伸びるのを邪魔してしまい、妊娠線ができやすくなってしまいます。経産婦の方は、すでに出産を経験している為、子宮が大きくなりやすい状態になっています。

そのためお腹も大きくなりやすく、妊娠線ができやすい状況なのです。双子や三つ子の多胎妊娠の方は、もちろん子宮は1人分よりも大きくなる為、お腹も大きくなり妊娠線のリスクが高まります。

乾燥肌の方は、妊娠によるホルモンの変化でさらに乾燥肌がひどくなっている可能性があります。ひどい乾燥肌は皮膚を伸びにくい状況にしてしまい、妊娠線がよりできやすくなってしまう為注意が必要です。

このように、妊娠線のできる前兆はあまりなく、妊娠線を作らないためには早めのケアが大切という事がわかりました。

産後の妊娠線によるコンプレックスで頭を抱えないためにも、妊娠12週目あたりからしっかりケアしていきましょう。妊娠の最後の最後まで、妊娠線への意識を継続させしっかり妊娠線を予防しましょう。

「妊娠線予防」について
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