赤い肉割れ線とは?白い肉割れ線との違いと対策

2020/07/17

  • 妊娠線・肉割れ
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皮膚は表皮・真皮・皮下組織の三層からできています。表皮は伸縮性に優れていますが、真皮と皮下組織は急激な伸縮にはついていくことができません。そのため、急激に体重が増加したり、反対に急激に減少したりすると、その変化に真皮と皮下組織がついていくことができず真皮内のコラーゲンが切れてしまうことで亀裂ができ、その亀裂の間から皮下組織が見える状態になってしまいます。この状態を「肉割れ」と言います。

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監修
恵比寿美容クリニック
理事長 堀江 義明

ドクター紹介

肉割れには2種類の線があった

さっそく2種類の肉割れの違いについて見ていきましょう。

赤い肉割れ

赤い肉割れは、肉割れの初期状態になります。最初は細くて薄い線なので肉割れが発生しているということさえ気付かないことが多いです。この肉割れの幅がだんだんと広くなっていき、幅だけでなく長さも伸びてくることで皮下組織の下にある毛細血管の色が透けて見えるようになり、赤紫色の目立つ線になっていきます。触っても感触にさほど変化がないため、急激にお腹回りに脂肪がついた、妊娠してお腹がふっくら出てきたときなど下腹部の見えにくい場所にできた場合は気づかないこともあります。

白い肉割れ

しばらく経つと赤い肉割れ部分に新しい細胞が作られ修復されていきます。しかし、うまく修復できないことがあり、肉割れ以外の皮膚との色のトーンの差が出てきてしまうため、赤みが消える代わりに白い線になっていきます。光っているようなツヤがあるため、この白い肉割れも赤い肉割れ同様に少し目立ってしまいます。

赤い肉割れは初期状態

白い肉割れになってしまうと、修復がうまくいかない状態のままになってしまっているため、綺麗な状態に治すのは非常に難しいと言われています。大切なのは、初期状態である赤い肉割れのうちにしっかりとケアをすることです。そうすることで白い肉割れに進行してしまうのを防ぐことができます。見た目には初期の肉割れは赤くて目立つので治るのか不安になってしまうと思いますが、まだ治癒する前の状態なので早めにケアをすればするほどキズの回復も早く、綺麗に治る可能性が高いのです。

赤い肉割れの改善方法

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赤い肉割れを見つけても落ち込まずに、しっかりとケアをして改善させていきましょう。効果的なケアをご紹介します。

保湿をする

まず、一番大事なポイントがこの「保湿をする」ということです。

皮下組織は表皮のすぐ下にあるため表皮の状態の影響を受けやすく、表皮が乾燥しているということは皮下組織も乾燥しているということになります。乾燥している皮膚組織は潤っている皮下組織よりも柔軟さがないため、ちょっとした刺激でも簡単に亀裂ができ肉割れができやすい状態になってしまうのです。

マッサージをする

血行が悪いと肌の弾力やハリがなくなってきて肉割れができやすい状態になってしまいます。マッサージをすることで血行が良くなり、細胞に栄養がしっかりと運ばれるようになるため、回復も早くなります。湯船に浸かると血行が良くなるので、お風呂に入った時にマッサージをするとより効果的です。また、マッサージをするときは、肉割れの部分だけでなくその周辺もマッサージをして、改善だけでなく予防も兼ねたケアを心がけましょう。

クリームで予防

クリームを使用してのマッサージは、保湿により肌を柔軟にする・マッサージで血行が良くなり肌の弾力やハリにつながる、といったように改善・予防につながります。

クリームは効果的な塗り方をすることで、より効果が期待できます。クリームを手のひらに伸ばし妊娠線になじませ、揉みほぐすようにマッサージをしていきます。このようにマッサージをすることで保湿成分が肌に浸透しやすくなり、血行も良くなります。

 

肉割れできてしまっても落ち込まず、根気よく保湿とマッサージをしていきましょう。できてしまった肉割れの改善も大切ですが、それ以上できないようにすることも大切なことです。自分にあった商品やケア方法を見つけて、ストレスなく肉割れ予防をしていきましょう。

「妊娠線・肉割れ」について
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